賢者のワイン

2026/09/15 17:25

8月にお届けしたワインもまた、斬新な選択でした。

 

赤は、カリフォルニアの新感覚ワイナリーの造るイタリア品種のワインです。このイタリア風の品種構成もさることながら、す~っと軽い飲み口の透明感と、そのあとに続く芯のある味わいの落差が面白い1本です。前世紀末に、濃いワインこそ良い赤ワインだと倒錯していた方々には、いま飲んで頂いてもわからないかもしれませんが、1口目の透明感にこそ良いワインの真骨頂があるということを痛感する極上のワインです。

 

白は、ギリシャのアシルティコという品種です。賢者のワインは、産地やブドウ品種が毎月次々に転換していって、ずっと続けて頂くと、いつのまにか世界中の主要産地、主要品種を網羅できるように設計されています。地中海の古豪・ギリシャからは、いま若い愛好家の間で静かなブームとなっている「塩(潮)っぽさ」を感じるワインをお届けしました。もちろん、塩っぽさがなくても非常にバランスよくまとまった美味しい1本です。

 

今月の第3のワインは、オレンジワインをお届けしました。産地はなんと東北地方、品種はこれまた稀少なワイン用ブドウ品種で、日本国内でも数か所でしか栽培されていないだけでなく、その品種の本国であるドイツでも珍しい存在です。そんなブドウから造られたオレンジワインですが、これは店番がこれまでテイスティングしてきたオレンジワインの中でも5指に入る秀逸な出来と断言します。ワインだけでも美味しく、各種の和食の家庭料理に幅広く合わせられ、またそのマッチング度合いが超絶級に優れている1本です。

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