2026/01/18 15:58
この月も超絶おすすめワインをお届けしました。
赤ですが、スペインの若手醸造家の作品です。この人は数々の賞を取っているのですが、そんなことよりもワインが凄いのです。どう凄いのかは飲んでからのお楽しみですが、一言で申しますと、キレイ、深い、外れがない、まとも、奇を衒わないのに飽きない・・・と並べますと全然一言では言い尽くせないということがわかりました。あまりにもよくできているので、料理との相性などまったく考える必要がありません。開栓したら何も食べるまでもなく1本空いてしまう、そういう恐ろしいワインです。
白は、西日本の離島からです。オーナーが著名な文化人で、世界各地から腕利きのブドウ栽培家と醸造家を集めました。離島のワインというと、地元のおじいちゃん、おばあちゃんが、せっせと力を合わせて一生懸命つくったブドウを、みんなで選り分けて、タンクに入れて作りました、みたいな都会人が描きがちな田舎ストーリーを想像してしまいますが、そんな妄想は完全に否定されます。生産プロセスも、出来上がったワインも、世界水準といえます。
3本目は12月なのでスパークリングです。シャンパン方式で造られた本格的なものです。ブドウ品種もシャンパンと同じ3品種です。シャンパン方式という時点でシャンパンに憧れているわけで、最初から勝負はついてしまっています。大谷さんではないですが、憧れはやめましょうと呼び掛けるまでもなく、シャンパン生産地から「シャンパン方式という名乗り方もまかりならん」という横槍が入るそうです。なので、世界的にそういう名乗り方を避けて、伝統的製法などというようになっています。この泡は、下手なシャンパンよりも数段美味しくできています。飲む前にブランド名に飲まれている人への矯正教材としても秀逸です。