2025/12/23 09:47

写真左は、イタリアの赤ワインです。
イタリアのみならず全世界の赤ワインの中でも、名だたる銘醸地のブドウを使っています。
その地のワインは非常に高名ですが、敢えてその名を名乗らず、格下の表示で出荷されています。
しかし、それを知らずに飲めば、押しも押されもせぬその銘醸ワインだと感じることができます。
馥郁にして耽美、繊細にして芯の強い味わいは、愛好家に垂涎と感涙を誘発します。
コロナ前に輸入元にあった在庫をすべて引き取って確保しておいた分で、本来ですと
この価格帯で提供できる内容ではありません。
真ん中は、ニュージーランドの白ワインです。
同国内随一の銘醸地のワインであるのみならず、同国で成功しているリースリング栽培の先駆者であり、技術力には折り紙のついている醸造家の作品です。
最大の特徴は、いま静かなブームになりつつあるフィールドブレンドであることです。
6種類のブドウ品種を敢えて混ぜて発酵しています。白ブドウのみならず黒ブドウも少し混ざっているところがナチュラルで興味深いところです。味わいは辛く、苦味が特徴です。一言では表現できない複雑さがあります。普通のワインはもう一通り飲んだとおっしゃるワイン通をうならせる1本だと思います。
写真の右は日本のオレンジワインです。
用いているブドウは米国原産の品種ですが、あまりにも日本市場になじんでいて、米国原産と言われなければ気づかない品種です。
ワインの色合いは、少しだけ薄めのオレンジ色です。花の香りがします。1口含むと、エキス分が多くて非常にジューシーです。瑞々しさが満点です。喉の奥にす~っと吸い込まれていき、何も支障がありません。これこそが、理想的なワインの1口目です。やさしくて、さらっとした酒質のなかに、僅かに果皮や茎をイメージする風味が漂いますが、主張はしません。全体として、ふんわりとしたバランスを形成しています。